フッ素の副作用と効果・効能
フッ素の副作用と効果・効能
フッ素の副作用と効果・効能をみてみましょう。
◆フッ素とは
フッ素は、微量に体内に存在するミネラルの一種で、
体内ではほとんど歯や骨の表面に含まれています。
フッ素は虫歯の予防や歯質の強化、
骨の強化に効果があることで知られています。
フッ素は、単体で存在せず、フッ化物として存在しています。
植物や動物にごく微量に含まれております。
口から摂取したフッ素は体内に入り、一部は歯や骨の栄養となり、
それ以外の大半は腎臓の働きによって排泄されてしまいます。
フッ素は、過剰に摂取しても骨に蓄積することはなく、体内でバランスを保っています。
食品としては、煮干や桜海老が豊富に含まれています。
また、お茶にも含まれていますが、
通常のお茶では、ほとんどフッ素成分が抽出されない為、
抹茶などの方を利用したほうがいいでしょう。
◆フッ素の過剰摂取による副作用
フッ素は、過剰摂取することで、
歯に縞模様が出るフッ素症になる危険性も報告されています。
・歯に縞模様が出るフッ素症
(斑状歯や歯くされ病)
・骨硬化症
・脊椎の外骨症および外反膝
◆フッ素の効果・効能
フッ素は、歯磨き粉などに虫歯予防で利用されていることから、
歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があるとされています。
ただし、フッ素の過剰摂取は、
逆に歯の表面のつやを失わせたり、歯の黒ずみの原因になります。
・歯の健康を保つ
・虫歯を予防
・骨粗しょう症を予防
◆フッ素が不足すると
フッ素は通常の食生活をしていれば、まず、不足することは無いミネラルです。
ただし、偏食や何かしらの理由で不足した場合、
むし歯や骨粗しょう症を引き起こします。
・虫歯
・骨粗鬆症
◆フッ素が多く含まれる食品
・いわし
・さんま
・抹茶
・煮干
・桜海老